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独連銀総裁、インフレに断固たる対応必要-ためらい禁物とミュラー氏

  • 9月は少なくとも0.25ポイント、2倍の可能性も-ホルツマン氏
  • 独連銀、インフレ予想を大幅引き上げ-今年は7.1%、来年4.5%

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのナーゲル・ドイツ連邦銀行総裁は、インフレ率を目標水準に戻すためにECBは強力な行動を取らなけらばならないと主張した。

  同氏は最新の独経済見通しに伴う声明で「ユーロ圏のインフレ率が自然に下がることはない。インフレと闘う断固たる金融政策が必要だ」と論じた。経済見通しではインフレ予想が大幅に引き上げられ、今年の平均インフレ率を7.1%、来年が4.5%、2024年が2.6%に修正された。従来の予想は今年が3.6%、来年と24年がいずれも2.2%だった。

  ECBも9日にユーロ圏インフレ率予想を上方修正し、7月の0.25ポイント利上げを表明するとともに9月の0.5ポイント利上げの可能性を示唆した。ナーゲル氏ら政策委員会内のタカ派が勝利した格好だ。

 

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Source: Bloomberg Economics

  ミュラー・エストニア中銀総裁は10日のブログ投稿で、記録的なユーロ圏インフレへの対応をためらえば物価抑制が困難になると論じた。

  インフレはエネルギーから他の物価やサービスへと広がっているとし、食料品や原材料価格の上昇を指摘した。

  ECBの緩和的政策はインフレ高進の主因ではないとの認識も示した上で、9日の決定の影響が完全に表れるのは数年後になるだろうと語った。

  代表的なタカ派メンバー、ホルツマン・オーストリア中銀総裁は、9月の利上げは少なくとも0.25ポイントだとした上で、その2倍の可能性もあると強調した。

  同総裁はウィーンで記者団に「利上げの道筋は常に、小さなステップで始まる」と述べた。

 

New Forecasts

German inflation is seen topping 7% this year

Source: Bundesbank, ECB

 

原題:Holzmann Says ECB September Hike to Be at Least 25 Basis PointsECB’s Muller Says Hesitation Risks Complicating Inflation BattleNagel Says Resolute ECB Response Is Needed on Inflation (1)(抜粋)

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