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ドル・円は下落、米CPIや日本の金融当局会合を警戒-133円台後半

更新日時

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東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=133円台後半へ下落。5月の米消費者物価指数(CPI)の発表を日本時間で今晩に控え、ポジションを調整する動きが出ている。財務省・金融庁・日本銀行が情報交換会合を開くことがわかったことも急ピッチに進んだ円安の反動を促している。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時29分現在、前日比0.3%安の133円92銭。ここまで134円48銭を高値に一時133円64銭まで下落
    • 前日は134円56銭と2002年2月以来の高値を付けた。その後、欧州の取引時間にかけて133円19銭まで下落。終盤には134円40銭台を回復し行って来いの動き
今週のドル・円の推移
 
 

市場関係者の見方

ソニーフィナンシャルグループの石川久美子シニアアナリスト

  • 米CPIや来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を待つ動きになる中で、5月9日の高値を超えてから上げが加速したドル・円は135円を前にいったん利益確定の動きが出やすい状況だ
  • 財務省・金融庁・日銀の情報交換会合は利益確定の売りやポジション調整の口実になった可能性はある

オーストラリア・ニュージーランド銀行外国為替・コモディティ営業部の町田広之ディレクター

  • 今週売られてきた円の割安化はいいところまできた。米10年金利が3%を超えてさらに上がる動きもなく、ドル・円は134円台で頭打ちとなりやすい
  • 日本の金融当局が情報交換会合を開くことがわかったことも、円安が進行したドル・円の持ち高を利益確定するきっかけになったようだ

スタンダードチャータード銀行の江沢福紘フィナンシャルマーケッツ本部長

  • NY時間からの戻りできのうの高値を超えなかったこともあり、米CPI発表を控えてポジション調整などが出やすい-ドル・円の下落
  • さすがに米CPIを確認する前に135円台を超えていくというのは難しいが、原油が高止まりし米金利が上昇する中ではドル・円はじり高傾向が続きそうだ

背景

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