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TOPIX反落、米半導体株安やインフレ懸念-電機や素材、海運安い

更新日時

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東京株式相場はTOPIXが5日ぶりに小反落。米半導体株安が響いて電機が安いほか、インフレ懸念の再燃から鉄鋼や化学など素材、海運株も軟調。半面、為替の円安傾向から自動車は堅調で、原油高を受けて商社や鉱業など原油関連も高く、日経平均株価は5日続伸。

  • TOPIXの終値は前日比0.93ポイント(0.1%)安の1969.05
  • 日経平均株価は12円24銭(0.04%)高の2万8246円53銭
小反落
 
 

市場関係者の見方

三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト

  • 米国株が不安定な中でも日本株がしっかりしているのは良い材料がそろってきているため。中国のロックダウン緩和や国内の経済再開、海外が物価高による利上げ下にあっても日銀は金融緩和で景気を下支えていることなどが重なっている
  • 企業が想定レートを1ドル=115円中心としている中では足元の為替水準はかなりの上方修正要因になる、第2四半期決算に向けての業績上方修正を先取りする動きもある
  • ただ、日経平均2万8000円台回復は10日の先物メジャーSQ(特別清算値)に向けた需給要因で押し上げられている面もある。原油上昇も気がかりで、SQ通過後は調整リスクも残る

東証33業種

上昇率上位鉱業、石油・石炭製品、卸売、銀行、輸送用機器、不動産
下落率上位海運、証券・商品先物取引、鉄鋼、電機、化学

背景

  • 米インテル幹部が需要軟化を予想、半導体株は軒並み売られる
  • 8日のニューヨーク原油先物は2.3%高の1バレル=122.11ドルと大幅続伸-在庫減少
  • ドル・円相場は一時1ドル=134円台半ばと約20年ぶり円安値更新、その後は円安の勢い一服-前日の日本株終値時点133円20銭
  • 中国の輸出、5月に持ち直し-コロナによる生産や物流混乱和らぐ
    • 上海が閔行区を再び封鎖へ、コロナ検査で-経済再開の後退懸念も
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