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ウエスタンデジタル、HDDとフラッシュ事業分離を検討へ

更新日時
  • アクティビストの米エリオットや他の株主との協議を踏まえて判断
  • エリオットはWD発表支持、2部門の価値高める計画に投資の意向

米半導体大手ウエスタンデジタル(WD)は7日、アクティビスト(物言う投資家)の米エリオット・インベストメント・マネジメントや他の株主との協議を踏まえ「戦略的代替案」を検討していると発表した。主要2事業の分離につながる可能性がある。

  米紙ウォールストリート・ジャーナルは事情に詳しい複数の関係者の話として、WDとエリオットの合意が近いと先に伝えていた。

  WDはスマートフォンやスーパーコンピューターなど幅広い製品向けにストレージを提供するフラッシュメモリーで世界有数のメーカー。フラッシュはWDとキオクシアホールディングスの合弁事業で製造されている。WDのもう一つの主要事業であるハードディスクドライブ(HDD)のストレージとしての役割は、フラッシュに徐々に取って代わられつつある。

  デービッド・ゲックラー最高経営責任者(CEO)は発表文で「価値創出を最大化するためには、フラッシュとHDD事業に関する構造的選択肢を中心とする戦略的代替案の総合評価が必要だとの見方で取締役会は一致している」と説明した。

  エリオットは今回のWD発表を支持し、同社2部門の価値を高める計画に投資する意向を表明した。

  エリオットは5月、WD取締役会に書簡を送り、2つの大きく異なる事業の分離で創出し得る価値を検討する全面的な戦略見直しを行うよう求めていた。

ウエスタンデジタルにフラッシュ事業分離を要求-投資ファンドが書簡

  この日の発表文でWDはエリオットとの建設的な対話継続を期待しているとした。両社が通常の機密保持契約とレター形式の契約書に署名したことも明らかにした。

原題:Western Digital Says It Will Consider Splitting Main Units (1)、Western Digital to Review Options Incl. Separating Flash, HDD(抜粋)

(CEOのコメントなど発表の内容や背景を追加して更新します)
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