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きょうの国内市況(6月3日):株式、債券、為替市場

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●日本株は反発、米金利上昇鈍り成長銘柄に買い-自動車や不動産は安い

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  東京株式相場は反発。米長期金利が3%手前で上昇歩調が弱まり、精密機器や電機などの成長(グロース)株に買いが入った。米ADP民間雇用者数の伸びは小幅にとどまり、米金融引き締めが加速する観測が後退した。5月の既存店の売上高が伸びたファーストリテイリングなど小売株が値を上げた。ただ、TOPIXは下落する場面もあった。自動車やゴム製品、不動産株の下げが目立った。

  • TOPIXの終値は前日比6.75ポイント(0.4%)高の1933.14
  • 日経平均株価は347円69銭(1.3%)高の2万7761円57銭

東洋証券の大塚竜太ストラテジスト

  • 米雇用者数は民間調査を受けて労働市場のひっ迫感が薄れ、米金融引き締めが加速する懸念が後退した
  • インフレが鈍化するとの見方からグロース株に買いが集まる一方、自動車や金融といった割安(バリュー)株は下落するというこれまでの動きを巻き戻す動きとなった
  • 米労働省の雇用統計発表を控えた週末で、TOPIXの小幅高が日本株の実勢を示している。日経平均株価は寄与度の大きいファーストリテイリングや値がさのハイテク株が上昇した影響が大きい

東証33業種

上昇率上位鉱業、精密機器、非鉄金属、石油・石炭製品、サービス
下落率上位保険、空運、その他金融、輸送用機器、証券・商品先物取引

 

●債券は上昇、日銀オペ結果受けて買い安心感-超長期債の需要を確認

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  債券相場は超長期債を中心に上昇。日本銀行の国債買い入れオペで超長期債の需給の良さが示されたことを受けて買いが優勢だった。日本銀行が0.25%で長期国債を無制限に買い入れる指し値オペを毎営業日実施していることも相場の支えとなった。

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジストは「このところ30年債や40年債の軟調な値動きが続いていたが、この日行われた残存期間25年超の買い入れオペの応札倍率が低く、需要の底堅さを確認できたことで買い安心感が広がった」と指摘した。

  • 新発10年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp)低い0.23%
  • 長期国債先物6月物の終値は17銭高の149円86銭。午後に入り上げ幅を拡大し、一時149円90銭まで上昇

 

●ドル・円は129円台後半、米雇用統計待ちで方向感欠く

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   東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=129円台後半を中心に方向感に乏しかった。実質五・十日(ごとおび)の公示仲値でのドル買い期待から強含む場面もあったが、米雇用統計を控えたポジション調整により上値は限定された。さらに英国や香港、中国が休場であることも相場の動意を抑えた。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時15分現在、前日比ほぼ変わらずの129円88銭。ここまでのレンジは129円69銭から130円04銭

スタンダードチャータード銀行の江沢福紘フィナンシャルマーケッツ本部長

  • ドル・円は米雇用統計待ちの中、香港や中国、英国が休みで静かな相場。仲値への期待で買いが先行したものの、米雇用統計を前に足元の上昇で形成されたロングのポジション調整が下押し圧力に。原油高はサポート要因
  • きょうの米雇用統計では雇用者数の増減や平均賃金の伸びが注目ポイント
  • 雇用者数、平均賃金とも適度に市場予想を上回る結果が最も市場に好感されて、金利上昇からドル上昇という流れもありそう
  • 逆に平均賃金が強すぎて金利が急上昇すると、株安のリスクが高まり、ドル・円はどっちつかずの動きになるリスクも
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