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中国国産mRNAワクチン効果、追加免疫でシノバック製上回る-研究

  • 中和抗体はデルタ株が不活化ワクチンの6.5倍、オミクロン株は4.4倍
  • 副反応はmRNAワクチンの方が不活化ワクチンより多かった

新型コロナウイルスの中国国産メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンはブースター(追加免疫)の場合、産生される抗体の水準が不活化ワクチンに比べ高いが、副反応は多いようだ。5月31日に公表された研究結果で明らかになった。

  ウェブサイト「medRxiv」上で公開された論文によると、雲南沃森生物技術と蘇州艾博生物科技、人民解放軍が共同開発したmRNAワクチンでは、デルタ変異株に対する中和抗体の水準がシノバック・バイオテック(科興控股生物技術)製不活化ワクチンの6.5倍に達した。オミクロン株に対する中和抗体も4.4倍だった。

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雲南沃森生物技術が開発を手掛けたmRNAワクチン
Photographer: Jiang Qiming/China News Service/Getty Images

  ただ副反応は不活化ワクチンより多かった。mRNAワクチンの接種を受けた3人に1人が発熱し、4人に1人が頭痛の症状を訴えた。不活化ワクチンではそれぞれ4%、7%にとどまった。

  査読前の論文は、過去にワクチン接種を受けた300人に3回目の接種を行う治験から得られた結果をまとめた。

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原題:

Chinese mRNA Shot Beat Sinovac as Booster But Caused More Fevers(抜粋)

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