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デンマークがEU防衛政策参加へ、ウクライナ情勢が転機に-国民投票

  • 公共放送DRが賛成66.9%、反対33.1%と予測-暫定集計ほぼ完了
  • 欧大陸で戦争がある状況で中立でいられない-フレデリクセン首相

デンマークで1日、欧州連合(EU)の共通安全保障・防衛政策への参加の賛否を問う国民投票が実施された。公共放送の開票予測によると、賛成多数で参加が承認されることが確実になった。ロシアによるウクライナ侵攻を受け、EUとの関係深化を避けてきたデンマークの政策の歴史的転換を意味すると言えそうだ。

  暫定集計はほぼ完了し、共通安保・防衛政策の適用除外権放棄への賛成が66.9%、反対が33.1%となったとデンマークの公共放送DRは同日遅くに報じた。

DENMARK-UKRAINE-RUSSIA-CONFLICT
軍事演習中のデンマーク兵(3月)
Source: AFP

  フレデリクセン首相はコペンハーゲンで演説し、「欧大陸で戦争がある状況でわれわれは中立ではいられない。これは恐らくデンマークでこれまでに行われたEUを巡る国民投票で最も大きな『イエス』だ」と語った。

  また、ブドスコウ国防相は議会でのインタビューで、「国民はパートナー国や隣国が足並みをそろえる時に行動を共にしたいとの極めて明確なシグナルを発しているようだ。これは重要なシグナルだ」と述べた。

原題:Danes Agree to Join EU’s Defense Pact, Rattled by Russia (3)(抜粋)

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