コンテンツにスキップする

ホンダ世界生産半減、上海都市封鎖で車メーカーの生産混乱に拍車

更新日時
  • マツダ50%減、日産27%減、トヨタ7.7%減-4月増加はスバルのみ
  • 半導体不足で生産調整長期化、トヨタの世界販売8カ月連続前年割れ

上海でのロックダウン(都市封鎖)の影響などで、国内自動車メーカーの多くが4月の世界生産台数が大幅減となった。ホンダマツダが前年同月比で50%前後の大幅減となったほか、日産自動車も3割近い減少となった。

Vehicles At Yokohama Port Ahead of Car Companies Earnings
横浜市の港で出荷を待つトヨタ車。生産の混乱が続いている(5月9日)
Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

  ホンダが30日発表した4月の世界生産台数は前年同月比54%減の19万60台だった。同社は、半導体不足や中国でのコロナ再拡大など複合的な要因があったとしている。マツダは同50%減で日産自動車三菱自動車はそれぞれ27%減、31%減となった。

  世界的な半導体不足などを背景に、自動車各社による減産は長期化している。また、「ゼロコロナ」戦略をとる中国が上海市でロックダウン(都市封鎖)を実施した影響で一部の国内工場では生産調整が続いている。

  業界首位のトヨタ自動車はダイハツ工業や日野自動車を含むグループ全体の4月の世界生産が前年同月比7.7%減の82万6287台だったと発表。新型コロナ感染拡大や部品供給不足の影響を受け、3カ月ぶりの前年割れとなった。

  同社の発表資料によると、トヨタ単体の生産は同9.1%減の69万2259台。トヨタは「意志ある踊り場」と位置付ける4-6月について抑制した生産計画に見直しを行っていたが、4月は上海でのロックダウンの影響などにより単体で75万台程度としていた計画を下回った。販売も低迷しており、グループ全体の4月の世界販売は同10%減の83万5657台と8カ月連続で前年割れとなった。

  一方、SUBARU(スバル)の生産は63%増の7万762台だった。半導体使用部品の需給逼迫(ひっぱく)による生産調整は継続しているが、影響が前年同月より小さかったためだという。

関連記事
(他社の情報を追加して更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE