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ソフトバンクG後藤CFOらの報酬が大幅減、孫社長は増加

更新日時
  • みずほ銀からの借入額が減少、三井住友や三菱UFJは増加
  • 個人投資家の割合が41%に低下、金融機関比率は上昇-招集通知

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ソフトバンクグループの後藤芳光最高財務責任者(CFO)と宮内謙取締役(ソフトバンク会長)の前期(2022年3月期)の基本報酬と賞与の合計額が大きく減少したことが定時株主総会の招集通知資料で明らかになった。一方、孫正義社長は約5割増えた。

  30日に公表された総会資料によると、後藤CFOの報酬額は2億9300万円と前の期の約4億8000万円から約4割減少。宮内氏の現金の報酬額は9600万円と3億4800万円から約7割減った。一方、孫社長は6200万円と4100万円から5割増加した。ブルームバーグが資料に基づき算出し、宮内、孫両氏の報酬には通信子会社ソフトバンクからの株式報酬は含まない。

SoftBank Group CEO Masayoshi Son Presents Second-quarter Earnings Figures
ソフトバンクGの孫社長と宮内氏、後藤氏(2018年)
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  前期から新たにソフトバンクGの取締役に就いた川辺健太郎氏(Zホールディングス社長)の基本報酬と賞与の合計額は2億7400万円となった。

  ソフトバンクGの前期純損益は1兆7080億円の損失と過去最大の赤字を計上。日本企業としては最大となる約5兆円の黒字を計上した前の期から一転した。ビジョン・ファンドの出資先企業の評価が大きく下がったことが主因だった。

  また、ソフトバンクGでは幹部の流出が相次いでいる。副社長兼最高執行責任者(COO)だったマルセロ・クラウレ氏は1月に退社し、元ゴールドマン・サックス出身で、副社長兼チーフ・ストラテジー・オフィサー(CSO)を務めた佐護勝紀氏も21年に退社した。

  ソフトバンクGの定時株主総会は6月24日午前に開催される予定。

  このほか、招集通知からはソフトバンクGの主要借入先10行のうち、みずほ銀行からの借入額が8122億円と前の期から減る一方、三井住友銀行と三菱UFJ銀行では増加したほか、新たに三井住友信託銀行が加わったことが分かった。外国金融機関ではBNPパリバからの借入額が2539億円と約6割、ゴールドマン・サックスが3642億円と約4割減少した。 

  また、ソフトバンクGの3月末時点の株主構成で個人投資家の比率が約41%と1年前の約45%から低下。金融機関の比率は約26%と約23%から上昇した。

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(7段落以降に主要借入先の詳細などを追記します)
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