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米国株の投資判断下げ、リセッションリスクを指摘-シティグループ

  • 当局が株式相場と成長の弱さに反応するまでに時間かかる可能性高い
  • オーバーウエートからニュートラルに引き下げ-中国株には楽観維持

シティグループのストラテジストは、リセッション(景気後退)のリスクを理由に米国株の投資判断を「ニュートラル」に引き下げた。米景気減速を警告する金融機関が増えている。

  ダーク・ウィラー氏らストラテジストは27日のリポートで、市場には「バブルがしぼみつつある」様相が見られるとし、高い不確実性と米連邦準備制度からの市場を安心させる発言の欠如を指摘した。「連邦準備制度が株式相場と成長の弱さに反応するまでには時間がかかる可能性が高いことを踏まえ、当行は長年続けていた米国株のオーバーウエートをゼロに戻す」と説明した。

  ブラックロックモルガン・スタンレーも金融引き締めに伴う米景気減速に起因するリスクを警告している。

US and Chinese stocks both saw double-digit declines this year
 
 

  S&P500種株価指数は今年に入って15%下落。ただ、米金融当局がタカ派姿勢を強める兆候がなかったことやドル下落、そこそこ堅調な企業決算を背景に今週は週ベースで4月初め以来となる上昇に向かっている。

  シティは米クレジットについては「アンダーウエート」を維持。リセッション入り時はパフォーマンスが悪いと指摘した。米国債はリスク資産のヘッジとして「アンダーウエート」から「ニュートラル」に戻した。

  また、中国株と同国国債については楽観を維持し、「当局が少なくとも若干の景気支援をしている唯一の主要市場だ」と指摘した。

原題:

Citi Downgrades US Stocks to Neutral on Growing Recession Risk(抜粋)

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