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米激安小売り大手2社が過去最大の上げ、消費関連株を押し上げ

  • ダラー・ツリーとダラー・ゼネラルの決算は予想上回る
  • 売り上げ見通し引き上げ-ウォルマートやターゲットとは対照的

米激安小売りチェーン大手2社の株価が26日、過去最大の上げを記録した。いずれも四半期決算が予想を上回り、売り上げ見通しを上方修正した。より規模の大きい小売業者が受けている打撃を両社は回避していることが示唆された。

  長年にわたって商品を1ドルで販売してきたダラー・ツリーは、標準価格の1.25ドルへの転換が完了したと発表資料で説明。通期の利益見通しも引き上げた。ダラー・ゼネラルは「サプライチェーンの圧力やインフレ高進による逆風の継続にもかかわらず」利益見通しを維持した。

  両社の業績は、米インフレ率が40年ぶり高水準となる中で、懐具合を気にする消費者にとってディスカウント店は魅力があることを裏付けている。ウォルマートターゲットが低調な決算を発表し利益見通しを引き下げた後、投資家はさえない小売り決算が今週も続くと予想していた。

米消費関連株の時価総額5500億ドル消失、小売企業決算控え警戒強まる

Discounters are rebounding after share drops last week
 
 

  ダラー・ツリーの株価は先週、他の小売業者につられて下げていたが、この日は22%高で終了。終値ベースで過去最大の上げ率となった。月初から25日までは18%下げていた。同社株の急伸をきっかけに小売株は幅広く上昇。S&P500小売株指数を構成する全21銘柄が値上がりした。

  ダラー・ゼネラル株は14%高で引け、こちらも終値での過去最大の上げとなった。

原題:Dollar Stores Head for Record Gains, Igniting Retail Rally (1)(抜粋)

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