スノーフレイク株下落、2四半期連続で売り上げ伸び鈍化見込む
Brody Ford
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5-7月の製品売上高、20年の上場以降で最も低い伸びとなる見通し
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決算発表後に株価は時間外取引で一時13%下落
クラウド技術を活用したビッグデータの保管・分析サービスを提供する米スノーフレイクの株価は25日の時間外取引で下落。企業の情報技術(IT)支出ペースを巡る懸念が広がる中、同社は売上高の伸びが2四半期連続で鈍化する見通しを示した。
25日の発表資料によると、5-7月(第2四半期)の製品売上高は4億3500万-4億4000万ドル(約553億-560億円)の見込み。前年同期比で71-73%増と、同社の2020年の上場以降で最も低い伸びとなることを意味する。製品売上高は同社の売上高全体の90%余りを占めており、投資家やアナリストに注目されている。

マイケル・スカーペリ最高財務責任者(CFO)は「一部の顧客は現在、一段と厳しい業務環境に直面しており、特定の顧客の購入はわれわれの予想を下回った。これら顧客の事業に特有の経済状況の変化が背景にあると考えている」と指摘した。
2ー4月(第1四半期)の製品売上高は84%増の3億9400万ドル。純損失は1億6600万ドル(1株当たり53セント)と、前年同期の2億300万ドル(同70セント)から縮小した。
スノーフレイクの株価は時間外取引で一時約13%下落した。通常取引終値は132.77ドルだった。
Slow Descent
Snowflake's revenue growth has cooled from triple digits
Source: Bloomberg
原題:Snowflake Falls After Saying Slower Sales Growth Ahead (1)(抜粋)
(CFOのコメントや第1四半期決算の結果を追加します)
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