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FOMCタカ派の声届かず-2回の50bp利上げ、市場の織り込み後退

次回2回の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合でそれぞれ0.5ポイントの利上げが決定されるのは、金利デリバティブ市場ではもはや確実ではなくなった。一方のFOMC当局者らは積極的な引き締めスタンスを強調している。

  各FOMC会合後の実効フェデラルファンド(FF)金利を反映する金利スワップの価格は25日の時点で、6月と7月の両会合で見込まれる利上げ幅を合計100ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)未満で織り込んでいる。

  これとは裏腹にFOMCが5月3、4両日に開いた会合では、今後2回の会合で0.5ポイントずつの利上げが必要だとの認識で大部分の当局者が一致したことが、議事要旨で明らかになった。米国債市場の反応は鈍かった。

FOMC、積極的な利上げ実施すれば年内の政策に柔軟性-議事要旨

Fed Rate: Market Implied vs. Forecast

Swaps market has Fed terminal rate peaking below 3%

Bloomberg

Change in Fed's interest rate target implied by overnight index swaps and eurodollar futures

  先週は50bpの利上げを少なくとも2回分織り込み、そのうちのいずれかで75bpの利上げがある可能性も小さいながら想定されていた。

  9月の会合については33bpの利上げを織り込んでおり、0.5ポイント利上げの確率は66%となっている。5月会合前の時点では60bp以上が織り込まれ、ピークに達していた。

 

Traders Defy Fed Hawks as Half-Point Hike in July in Doubt(抜粋)

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