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ECBホルツマン氏、7月の0.5ポイント利上げは適切-決意示すため

ECB政策委員会メンバーのハト・タカ分布図
ECB政策委員会メンバーのハト・タカ分布図

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのホルツマン・オーストリア中銀総裁は24日、ECBがインフレとの闘いに真剣であることを示すために、まず0.5ポイントでの利上げ開始を検討するべきだとの考えを示した。

  同総裁はウィーンでのインタビューで、7月に政策金利を0.5ポイント引き上げることは「適切」だろうと語った。ラガルド総裁は前日のブログ投稿で0.25ポイント利上げを示唆し、より慎重な姿勢を示していた。

  ホルツマン氏は「より大きなステップで利上げサイクルを開始するのは理にかなっている」とし、「それによって注意を引き付け、行動の必要性をわれわれが理解したことを市場に伝えられる。そうではない行動はどれも軟弱だと見なされるリスクがある」と語った。

  ラガルド総裁は7-9月(第3四半期)末までに0.25ポイントの利上げを2回行うスケジュールを示唆していたが、タカ派メンバーらはこれに不満を抱いたと事情に詳しい関係者が述べていた。

  ホルツマン氏はラガルド総裁のメッセージについて、「総裁が声を上げ、利上げ開始の時期が来たと認識したことは評価するが、中立金利に到達する道筋について明確なコミュニケーションが欲しかった」と述べた。

  トレーダーは今年4回の0.25ポイント利上げを想定している。中銀預金金利は現在マイナス0.5%。

  ホルツマン氏は「プラス領域で今年を終えることは非常に重要であり、インフレ率が2023、24年にも引き続き2%を超える見通しであることを踏まえると妥当だと思われる。金融政策を機能させ、金融緩和を引き揚げるべき時だ」と述べた。

ECB総裁、急ぐ必要ない-仏中銀総裁は0.5ポイント利上げ否定 

 

原題:Hike ECB Rate by a Half Point to Show Resolve, Holzmann Says (1)(抜粋)

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