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HSBC、気候変動問題を軽視した幹部を停職処分-FT紙

A sign on the window of a HSBC Holdings Plc bank branch in Brentwood, U.K.

A sign on the window of a HSBC Holdings Plc bank branch in Brentwood, U.K.

Photographer: Chris Ratcliffe/Bloomberg

英HSBCホールディングスは、金融業界による気候変動問題を巡る懸念は過剰だと批判した幹部のスチュアート・カーク氏を停職処分とした。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が伝えた。

  ブルームバーグの先の報道では、同行の資産運用部門で責任ある投資業務のトップを務めるカーク氏は、環境について「誇張」されていると批判し、「この世の終わりについて話す変人」に繰り返し対処を余儀なくされたと不満を発言。FT紙は22日、事情に詳しい複数の関係者の話を引用し、HSBCが内部調査を実施する間、カーク氏が停職処分となると報じた。

  HSBCは既にカーク氏の発言と距離を置いており、ノエル・クイン最高経営責任者(CEO)は同行の戦略に「一致しない」発言だと述べた。同行の広報担当は報道についてコメントを控えた。

  カーク氏は19日の会合で15分間プレゼンテーションを行った際、「気候変動はわれわれが懸念しなければならない金融リスクではない」と述べ、「マイアミが100年後に海面より6メートル低くなっても誰が気にするだろうか。アムステルダムは長年、海面から6メートル下だが、本当に素晴らしい場所だ。われわれはそれに対処していく」と語った。

原題:

HSBC Suspends Executive Who Downplayed Climate Change: FT (1)(抜粋)

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