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豪総選挙、9年ぶり政権交代-アルバニージー次期首相クアッド出席へ

  • 労働党が72議席以上確保、保守連合は54議席どまり-ABC
  • アルバニージー労働党党首、23日に首相就任-対中政策ほぼ変わらず
投票所を去るアルバニージー労働党党首(5月21日)
投票所を去るアルバニージー労働党党首(5月21日) Photographer: Brent Lewin/Bloomberg

21日投開票のオーストラリア総選挙で、野党・労働党が勝利し、2013年以来となる政権交代が実現する見通しとなった。アルバニージー党首は23日に首相に就任すると説明しており、東京で24日開かれる日米豪印4カ国の枠組み「クアッド」の首脳会合に出席する方向だ。

  公共放送ABCによれば、下院(定数151)のうち労働党が少なくとも72議席を確保、保守連合(自由党・国民党)は54議席にとどまっている。無所属などが現時点で11議席となっている。

  モリソン首相は21日夜、敗北を認めアルバニージー氏(59)に祝意を伝えた。自身が務めていた自由党党首を辞任する意向も示した。

  アルバニージー党首は勝利演説で、「キャンパーダウンの公営住宅で育ったシングルマザーの息子が豪州の首相として皆さんの前に今夜立つことができるということが、われわれの国がいかに偉大かをよく物語っている」と述べた。

  アルバニージー氏は24日開かれるクアッド首脳会合に出席する見込み。労働党は対中国政策でモリソン政権の路線をほぼ踏襲した方針を取っている。

Australia Holds Election
シドニーで開かれた保守連合の選挙イベントに姿を現したモリソン首相(5月21日)
Photographer: Brendon Thorne/Bloomberg

  一方、自由党では有力な党首候補の1人と目されてきたフライデンバーグ財務相が落選し、今後の党のかじ取りを誰が担うのか疑念が生じている。

原題:Australia’s Albanese Set to Take Power as Conservatives Ousted(抜粋)

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