ムーディーズ、ウクライナをCaa3に格下げ-戦争長期化でリスク増
Maria Elena Vizcaino、Amelia Pollard格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは20日、ウクライナの信用格付けを「Caa3」に一段階引き下げた。同国の格付けは債務不履行を繰り返すエクアドルなどと同等となった。格付け見通しは「ネガティブ」(弱含み)。
ムーディーズはロシアとの戦争が予想以上に長期化し、ウクライナの債務の持続可能性に関するリスクが上昇したことを理由に挙げた。
ムーディーズは発表資料で、「ウクライナは国際的な金融支援コミットの利益を受け、直近の流動性リスクの緩和につながっているが、政府債務の急増は中期的に持続不能となる可能性が大きい」と説明した。
原題:
Moody’s Downgrades Ukraine as Drawn Out War Raises Debt Risk (1)(抜粋)
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