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ダイフク社長、マテハン主力工場を増強へ-製造業の国内回帰も追い風

  • 新工場建設の増勢で製品の「引き合いをいただいている」と下代社長
  • 引き続き海外の売上高拡大に意欲、国内も35%程度は維持したい方針

生産や物流拠点内の保管・搬送システム「マテリアルハンドリング」を手掛けるダイフクの下代博社長は、主力工場の滋賀事業所(滋賀県日野町)を増強していく考えを示した。

Daifuku Co. Chief Executive Officer Hiroshi Geshiro Interview
ダイフクの下代社長
Photographer: Shoko Takayasu/Bloomberg

  下代社長は19日、同事業所内で行われた見学会で記者団に「今後数年をかけて工場の再編も行っていきたい」と述べた。計画の詳細ついては言及しなかった。

  滋賀事業所は1975年に開設され、半導体のクリーンルーム向けシステムや洗車機などを生産している。下代社長によると、同事業所で最新鋭の製品を作り、海外に技術を移植しているという。

  下代社長は、製造業が国内に新工場を建設する動きが最近増えたことで、同社製品の「引き合いをいただいている」とも発言。引き続き海外売上高の拡大を図る一方、国内の比率も35%程度は維持していく考えを示した。前期(2022年3月期)の地域別売上高比率は国内35.5%、海外が64.5%だった。

  ダイフクは物流センターや製造業の工場、空港など幅広い業種に製品を供給している。無人化・省力化技術の需要が拡大する中、今期(23年3月期)の営業利益は前期比12%増の565億円を見込む。

Daifuku's overhead conveyors
ダイフクの搬送システム
Source: Daifuku Co.
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