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ターゲット株が急落、通期利益予想の下方修正を嫌気-コスト増が重し

  • 通期の売上高営業利益率は6%程度に-従来予想を2ポイント下回る
  • 経費が落ち着く兆しはほとんど見られない-コーネルCEO
A Target logo is seen at a store in Sunnyvale, California.

A Target logo is seen at a store in Sunnyvale, California.

Photographer: Yichuan Cao/NurPhoto via Getty Images

18日の米株式市場でディスカウントチェーン大手ターゲットの株価が急落し、一時25%を超える下げとなった。通期利益予想の下方修正が嫌気された。同業の米ウォルマートも前日、利益見通しを引き下げている。

  ターゲットのブライアン・コーネル最高経営責任者(CEO)は、2-4月(第1四半期)に急増した経費について、落ち着く兆しはほとんど見られないと説明。同社はこの日、通期の売上高営業利益率が6%程度にとどまり、従来予想を2ポイント下回るとの見通しを示した。第1四半期の調整後利益は、ブルームバーグがまとめたアナリスト23人の予想の最低値を下回った。

  コーネルCEOは決算会見で「この先、そうしたコスト圧力の多くが短期的に根強く続くことは明白だ」と述べた。

  同業の米ウォルマートも17日、通期の利益見通しを下方修正。株価は1987年以来の大きな下げとなっていた。

ウォルマートが通期利益見通し引き下げ、コスト上昇で-株価急落 (1)

  バイタル・ナレッジのアナリスト、アダム・クリサフルリ氏はターゲットの利益見通し下方修正について「ウォルマートのものより目を引く。業界全体そしてマクロ経済に問題が生じつつあることは明らかだ」と指摘。「食品とガソリンのインフレにより消費者の裁量・一般商品への支出が減っており、店側は商品を売りさばくために大幅な値引きを余儀なくされている」と分析した。

  第1四半期の調整後利益は1株当たり2.19ドルに減少。アナリスト予想の平均は3.06ドルだった。

ターゲット:1Q調整後1株利益、市場予想下回る:スナップショット

原題:Target Extends Rout of Big Retailers as Costs Gnaw at Profit (2)(抜粋)

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