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テンセント、中国テクノロジー業界締め付け緩和には時間要すると示唆

更新日時
  • 多くの関係当局が政策を策定・実行するのに時間かかると劉熾平社長
  • 今週、劉鶴副首相がテク業界支援を表明していた
The Tencent Holdings Ltd. logo displayed atop the company's headquarters in Shenzhen.

The Tencent Holdings Ltd. logo displayed atop the company's headquarters in Shenzhen.

Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

中国のテンセント・ホールディングス(騰訊)は同国政府のテクノロジー業界支援の公約が実行されるには時間を要するだろうと警告した。政府の締め付けで打撃を受けた同業界が近いうちに回復するのは難しい可能性が示唆された。

  テンセント経営幹部のこのコメントは18日の1ー3月(第1四半期)決算発表後に出された。同決算では中国当局の広範な締め付けに加え、国内各地のロックダウン(都市封鎖)の影響で増収率が上場以降で最低の伸びにとどまった。

テンセント、1-3月はわずかな増収-上場以降で最低の伸び

  テンセントによると、中国の金融・メディアの中心地である上海の大部分で隔離・外出制限が行われる中、企業の支払いは滞った。また4-6月(第2四半期)の広告支出が削られ、収益の柱に影響が及ぶ可能性があるという。

  電子商取引からゲーム、フィンテックまで幅広いインターネット業界を対象とした中国当局の締め付けが1年続き、テンセントやアリババグループなど同国のテクノロジー最大手は控えめな成長という新たな局面に入っている。今週、劉鶴副首相がテクノロジー業界支援を表明すると、投資家は締め付けの緩和ないし終了を示すシグナルと受け止めた。

中国の劉鶴副首相、テクノロジー企業への支援表明-締め付け緩和示唆

  しかしこの日、テンセントの劉熾平社長は、さまざまな関係当局が劉副首相の方針に対応して政策を策定・実行するのには時間がかかるだろうと指摘。これを受け、テンセントの筆頭株主、プロサスの株価は欧州で4%余り下落した。

原題:

Tencent Signals Tech Crackdown Will Wind Down Only Gradually(抜粋)

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