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マクドナルド、ロシアから撤退へ-ウクライナ侵攻巡る対応を強化

更新日時
  • ソ連崩壊直前の1990年にモスクワで1号店オープン、3万人の列
  • ロシア撤退に伴い12億-14億ドルの償却費を見込む
People dine at a McDonald's restaurant in Moscow.
People dine at a McDonald's restaurant in Moscow.

Source: AFP/Getty Images

マクドナルドは16日、ロシアから撤退すると発表した。同社はロシアのウクライナ侵攻を受け一時的に店舗を閉鎖していたが対応を強化し、30年以上続けてきたロシアでの店舗展開に終止符を打つ。

  マクドナルドは西側諸国企業の中でも早くからロシアに出店。モスクワのプーシキン広場の1号店はソ連崩壊直前の1990年にオープンし、初日には3万人が並んだと報じられた。

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オープン直後のモスクワのマクドナルド店舗(1990年1月31日)
Photographer: Vitaly Armand / AFP / Getty Images

  クリス・ケンプチンスキー最高経営責任者(CEO)は従業員に宛てた文書で「マクドナルドとロシアは互いに関係性を築いてきたことから、片方が欠けるのは想像し難いと言えよう」と指摘。「しかし残念ながら、現実にそのような状況になってしまった」と続けた。  

  同社はロシア撤退に伴い12億-14億ドル(約1550億-1800億円)の償却費を見込んでいる。ウクライナでの人道危機やそれによる不透明な事業環境によってロシアでの事業が維持できなくなったほか、「マクドナルドの価値観とも一致しない」と説明した。

  同社はロシアの全ての店舗資産を現地企業に売却することを模索しているが、同国内での商標は保持するという。買い手候補の企業名は明らかにしていない。

Russia Sees 600,000 Jobs at Risk on Foreign Exodus, Tass Reports
閉店されたマクドナルド、モスクワのショッピングモールで(2022年3月16日)
Source: AFP

原題:McDonald’s Quits Russia as Country’s Isolation Increases (1)

(抜粋)

(詳細を加えて更新します)
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