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【欧州市況】株は大幅上昇、割安感で買い強まる-債券は下落

13日の欧州株は大きく上昇した。新型コロナウイルス禍の初期以来の割安水準に沈んだ株式を買いの好機とみた投資家の押し目拾いが広がった。

  ストックス欧州600指数は2.1%高と、ほぼ2カ月ぶりの大幅高。金利上昇や高インフレを巡る懸念を魅力的なバリュエーションが打ち消した。業種別では旅行・娯楽、テクノロジー、エネルギー、消費財が上げを主導。一方で不動産や通信、公益などディフェンシブな業種は値上がり率下位にとどまった。

  パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のダニエル・アイバシン最高投資責任者(CIO)は「現在の市場環境では、値ごろ感を重視した投資アプローチが欠かせないと信じる」と述べ、最近の急落で一部の業種は「投資妙味がありそうに思われる」と指摘した。

European stocks haven't been this cheap since the start of the pandemic
 
 

  欧州債は軟調。ドイツ債は今週初めて下落した。週末を前にした持ち高削減のほか、リスク選好意欲が各市場に波及した。

  ドイツ10年債利回りは一時12ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の0.96%に達した。イタリア債も下げ、10年債利回りは一時16bp上昇の2.87%となった。

  ドイツ債とイタリア債のスプレッドは、4日ぶりに拡大した。

  来週は欧州中央銀行(ECB)が4月会合の議事要旨を公表する。

5月13日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)

債券直近利回り前営業日比
独国債2年物0.11%+0.06
独国債10年物0.95%+0.11
英国債10年物1.74%+0.08

原題:

European Stocks Rally as Attractive Valuations Tempt Dip-Buyers(抜粋)

Bonds Sink on Risk Revival, Position Trimming; End-of-Day Curves(抜粋)

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