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コインベースとGMO子会社を投資家が提訴、ステーブルコインで損失

  • 「GYEN」の安定性について顧客欺き、多額の損失負わせたと主張
  • 円と連動とするステーブルコインだとの説明と「程遠い」結果と指摘
Monitors display Coinbase signage during the company's initial public offering (IPO) at the Nasdaq MarketSite in New York, U.S., on Wednesday, April 14, 2021. 

Monitors display Coinbase signage during the company's initial public offering (IPO) at the Nasdaq MarketSite in New York, U.S., on Wednesday, April 14, 2021. 

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

ステーブルコイン「GYEN」の取引で多額の損失を被ったとする複数の投資家が、米最大の暗号資産(仮想通貨)交換業者コインベース・グローバルなどを相手取り損害賠償を求める訴訟を起こした。集団訴訟の認定を求めている。

  カリフォルニア州北部地区の米連邦地裁に12日提出された訴状によると、訴えられたのはコインベースと、GMOインターネットの連結会社で米法人のGMO-Z.com Trust。両社がGYENの安定性について投資家を欺き、数百万ドルの損失を投資家に負わせたと主張している。

  GYENは、GMO-Z.com Trustが発行するステーブルコインで、円と連動するとされていた。しかし原告によると、コインベースがGYENの取引を開始した2021年11月、すぐに円とのペッグが崩壊し、説明と「程遠い」結果となった。

  「投資家は宣伝通りGYENが円と等価と信じて注文を出したが、購入していたトークンの価値は円の最大7倍に達した」とし、「それと同じように急激にGYENの価値は下がってペッグに戻り、1日で80%下落した」という。

  価値急落でコインベースは取引を凍結し、多くの顧客が「売却能力を制限されて損失が膨らんだ」。結果的に購入者側は「数時間のうちに全体で多額の損失を被った」としている。

  コインベースとGMO-Z.com Trustに12日夜にコメントを求めたが返答はなかった。

原題:

Coinbase Customers Sue Over Stablecoin That Was ‘Anything But’(抜粋)

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