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キャシー・ウッド氏のアーク、相場下落の中心に-コロナ安値に接近

  • アークの旗艦ファンドは割高なテクノロジー株下落の象徴
  • ARKKは2020年3月の急落時の水準まであと3.4%前後

キャシー・ウッド氏率いるアーク・インベストメント・マネジメントの旗艦上場投資信託(ETF)は、新型コロナウイルス禍による急落時の水準を下回りそうな状況だ。投機的なテクノロジー株が売り込まれる中、アーク・イノベーションETF(ARKK)にとっては不名誉な節目になる。

  データがある範囲で3番目に悪いパフォーマンスとなった1営業日後、ARKKはニューヨーク時間12日午前8時22分(日本時間同日午後9時22分)時点で2.8%安だった。新型コロナの感染拡大で市場が混乱に陥った2020年3月の急落の水準まであと3.4%前後となっている。

  アークの旗艦ファンドは割高なテクノロジー株下落の象徴となっている。インフレ加速と利上げ見通しは将来の利益期待に依存する成長株に逆風だが、ウッド氏のETFはこうした銘柄を選好している。

  マーケッツ・ドット・コムのチーフマーケットアナリスト、ニール・ウィルソン氏は「投機的なハイテク株は最悪の状態だ。アークと旗艦ファンドのARKKは、フリーマネーの洪水によって押し上げられてきた不採算テクノロジー企業株の膨張したバリュエーション崩壊の震源地だ」と指摘した。

  11日までの5営業日の下落はARKKにとって過去最大で、年初来の下落率は61%に達した。

ARKK's post-Covid low is in sight as fund slides
 
 

 

原題:

Wood’s ARKK Is Epicenter of Market Rout as ETF Nears Covid Low(抜粋)

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