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【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたい厳選ニュース

  • 2回の0.5ポイント利上げ適切とFRB議長、仮想通貨市場が混乱
  • マスク氏の資金調達、米PPI、米株はバブル領域抜け出しとシティ
Audience members view crypto currency graphics during a presentation at the Chainalysis Links conference in London.

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Photographer: Luke MacGregor/Bloomberg

暗号資産(仮想通貨)市場で混乱が続いています。ステーブルコインのテラUSD急落を引き金に幅広い仮想通貨が売られ、市場では24時間に2000億ドル(約26兆円)余りが消失しました。12日には同じステーブルコインのテザーもドルとの連動から逸脱して下落。仮想通貨はその後やや落ち着きを取り戻していますが、市場の混乱は個人投資家の心理に悪影響を及ぼしているとの見方もあり、しばらく注意が必要かもしれません。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

再表明

パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、今後2回の連邦公開市場委員会(FOMC)会合で0.5ポイントずつ利上げすることが適切になる可能性が高いとの認識を改めて示した。議長はラジオ番組「マーケットプレイス」のインタビューで、「米経済がほぼ想定通りに展開した場合は、今後2回の会合で0.5ポイントずつ追加利上げするのが適切となろう」と語った。

ほぼ無価値

デジタル資産の混乱が上場投資商品(ETP)にも波及している。問題に見舞われた仮想通貨ルナに連動するETPの価格はほぼゼロとなり、ETPとして過去最大の急落となっている可能性がある。12日の取引で「21シェアーズ・テラETP」は99%安の0.002スイス・フランに下落。先週末の6日は22.29フランで引けていた。ルナが関連するステーブルコインのテラUSDがドルとのペッグ(連動)を失ったことで、ルナに売りが殺到した。

代替策

資産家イーロン・マスク氏は米ツイッターの買収資金を巡り、自らのテスラ持ち株を担保とする62億5000万ドル規模のマージンローン(証券担保融資)が不要になるよう、十分な資金を調達するための協議に入っている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。同氏のアドバイザーらは最大60億ドルの優先出資に関して、出資者候補の関心を探り始めたという。

予想以上の伸び

米生産者物価指数(PPI)は4月も前年比で大きな伸びとなった。消費者物価の高止まりが想定より長く続く可能性が示唆された形で、米金融当局は積極的な利上げ姿勢を維持する公算が大きい。総合PPIは前年比11%上昇。市場予想は10.7%上昇だった。前月は11.5%上昇と、速報値(11.2%上昇)から上方修正された。

「バブル」抜け出し

金融政策の引き締めとテクノロジー株の急落に関連するリスクが高まる中、米国株はバブルの領域を抜け出しつつあり、今後のリターンは限定される見込みだと、シティグループのストラテジストらは指摘した。ダーク・ウィラー氏はリポートで、「米国はバブルの領域を脱しつつあり、米国株のリスクに警戒が必要になる」と指摘。今後のリターンは「平均を下回る」と同行はみており、成長銘柄でなく割安なバリュー銘柄を選好するとした。

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