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仮想通貨関連株に売り、テラUSD急落で-マネクスGやGMOI

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12日の東京株式市場で仮想通貨(暗号資産)関連銘柄が下落している。ステーブルコインのテラUSD(UST)が11日の米国市場で急落、ビットコインなどの主要な仮想通貨から資金流出しているのが嫌気されている。

  仮想通貨交換所を内外で展開するマネックスグループの株価は一時8%超安。マイニング事業を展開するGMOインターネット、仮想通貨販売所を運営するセレスは6%超安になる場面があった。SBIホールディングスも値下がりしている。

仮想通貨関連株に売り-ビットコインなど急落
 
 

  市場では、米利上げの局面では日本の仮想通貨関連銘柄も下落傾向が強まるとの見方が出ている。岡三アセットマネジメントの前野達志シニアストラテジストは「米長期金利が高止まりする中、リスクの高い仮想通貨を買う必要性はない。米国中心に年金など機関投資家も買っていたが、国債に乗り換えるなどアセットアロケーションが始まっているのだろう」と話した。

  アルゴリズム型のステーブルコインとしては最大規模のUSTが基準とするドルとの連動性を失ったディペッグ状態が続き、市場の混乱が広がったという。大和証券系の暗号資産金融サービス会社、フィンターテックの神脇啓志チーフクリプトオフィサーは、USTの支援組織であるルナ・ファウンデーション・ガードについて「ディペッグを解消するため、保有する一部のビットコインを売却しているが、ビットコインはそれを見越した先回り売りが相次ぐ展開になった。USTの信頼を取り戻すのはかなり困難だろう」と語った。

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