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中国の李克強首相、雇用・経済安定化で財政・金融政策の活用求める

中国の李克強首相は11日の国務院の常務会議で、雇用と経済の安定化のため財政・金融政策を活用するよう求めた。中国は新型コロナウイルス禍とインフレ圧力の高まりに見舞われている。

  中国中央テレビ局(CCTV)によると、李首相が議長を務めた同会議では、コロナ感染再拡大と想定を上回る国際情勢の影響で、中国経済への下押し圧力が4月に強まったと指摘された。

  報道では中国当局が取り得る具体的な金融・財政政策には言及していない。国家外為管理局(SAFE)元幹部を含む一部の中国アナリストは、中国人民銀行が恐らく4-6月(第2四半期)に預金準備率と金利を引き下げると予想している。

The National People's Congress Opens in Beijing
中国の李克強首相が全人代で演説する模様をライブで伝えるニュース映像のスクリーン(3月5日)
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

  李首相は数日前、コロナウイルスの封じ込めを狙った広範なロックダウン(都市封鎖)が続いている国内の状況を踏まえ、「複雑で厳しい」雇用情勢について警告した。

中国首相、ロックダウン下の「複雑で厳しい」雇用情勢巡り警告

  CCTVが11日に伝えたところ、国務院は消費者物価の安定と穀物の生産・供給の確保も求めた。

  国家統計局が11日発表した4月の生産者物価指数(PPI)は前年同月比8%上昇。エコノミスト予想の中央値は7.8%上昇だった。4月の消費者物価指数(CPI)は同2.1%上昇と、前月(1.5%上昇)から伸びが加速。エコノミスト予想では1.8%上昇が見込まれていた。

中国の物価、4月は予想上回る伸び-ロックダウンで供給混乱

原題:China’s Premier Urges Fiscal, Monetary Policies to Boost Economy(抜粋)

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