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米上院本会議、リサ・クック氏のFRB理事指名を承認-黒人女性初

  • 指名承認投票は民主党議員の新型コロナ感染で遅れていた
  • 共和党が反対、ハリス副大統領の決定票で承認

米上院本会議は10日、経済学者リサ・クック氏の米連邦準備制度理事会(FRB)理事指名を賛成51、反対50の賛成多数で承認した。賛成、反対同数の後、ハリス副大統領が上院議長として決定票を投じた。クック氏は黒人女性として初めてFRB理事に就任する。

Senate Banking Committee Confirmation Hearing For Federal Reserve Nominees
リサ・クック氏
Photographer: Ken Cedeno/Reuters/Bloomberg

  与野党が議席を二分する上院で、新型コロナウイルス感染者が出た民主党側の全員がそろわず、クック氏の指名承認投票は遅れていた。パウエル議長の再任と、フィリップ・ジェファーソン氏のFRB理事指名の承認もずれ込んでいる。

  ミシガン州立大学の経済学教授であるクック氏のFRB理事起用を巡っては、共和党が反対。上院銀行委員会の同党筆頭理事を務めるトゥーミー議員はクック氏について、金融政策に関する経験に乏しい上に極左的な政治思想の持ち主であり、金融当局の政治化を招きかねないと主張した。

  一方、民主党のブラウン上院銀行委員長はクック氏が豊富な経験を有し、経済分野の見識が世界的に高く評価されており、米金融当局の視点多様化に寄与すると述べていた。

原題:

Cook Confirmed as First Black Woman on Federal Reserve Board(抜粋)

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