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ミュンヘン再保険が960億円の評価損、ロシアとウクライナの債券で

  • ロシアのウクライナ侵攻やコロナ禍で先行きに「かなりの不確実性」
  • 1-3月の営業利益は2.3%減、投資収益の落ち込み響く

ドイツのミュンヘン再保険は、投資ポートフォリオにあるロシアとウクライナの債券の評価損として1-3月(第1四半期)に約7億ユーロ(約960億円)を計上した。ロシアによるウクライナ侵攻が、市場のボラティリティーや新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)と共に同社の先行きに「かなりの不確実性」をもたらしていると指摘した。

  10日の発表資料によると、評価損は正味ベースでは3億7000万ユーロで、これが投資収益の落ち込みにつながった。同社はウクライナでの戦争に関連して約1億ユーロの費用も計上した。

  営業利益は2.3%減の7億8000万ユーロとアナリストの予想に届かなかった。投資収益が42%減少したことが響いた。純利益は6億800万ユーロと前年同期の5億8900万ユーロから増加した。

  同社は3月、ロシアとベラルーシで既存の保険契約を更新しないと発表。両国での新規ビジネスを停止した。

原題:

Munich Re Writes Down $740 Million Bonds Over War in Ukraine(抜粋)

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