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ソフトバンクG出資のキトピ、外食需要期待でレストラン10数社に投資

  • レストラン客の2割、店舗での食事楽しむと予想-バルートCEO
  • UAEやサウジなどのファストフードブランドに数億ドル投資

ソフトバンクグループが出資するクラウドキッチン(デリバリーサービスに特化した飲食業)の新興企業キトピはここ数カ月、実店舗を運営する複数のレストランチェーンに投資している。モハマド・バルート最高経営責任者(CEO)が明らかにした。

  アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに本社を置き、社名がキッチン・ユートピアの略である同社のバルートCEOは世界的にオンラインのデリバリー注文が急増する中でも、ファストフードやカジュアルレストランの顧客の約2割は引き続き店舗に出向いて外食するとみる。

  バルート氏はここ数カ月、UAEやクウェート、サウジアラビアといった中東湾岸諸国のコア市場で10数のファストフードブランドに「数億ドル」投資したと説明。「消費者が直接体験したいだろうとみる世界がある」と話した。ライト・バイトやアンダー500、イチバン、800ピザ、サークル・カフェなどのブランドに投資する戦略に約5カ月前にシフトしたという。

  キトピは昨年、ソフトバンクGのビジョン・ファンド2を含む投資家グループから4億1500万ドル(現在の為替レートで約540億円)を調達し、ユニコーン(企業価値10億ドル以上の未公開企業)の地位に躍り出た。バルート氏によると、数カ月前には調達ラウンド「シリーズC」の延長でさらに3億ドルを集め、企業価値は15億5000万ドルに増大。こうした資金を元手に実店舗のレストラン投資に向かったという。

ソフトバンクG、キトピの資金調達を主導-企業価値10億ドル超に

原題:

SoftBank-Backed Unicorn Kitopi Has Appetite for Restaurant Deals(抜粋)

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