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ノボグラーツ氏、仮想通貨に「さらなるダメージ」予想-均衡到達まで

  • 米国株と連動し、少なくとも数四半期は「不安定で難しい」展開へ
  • 仮想通貨の長期的見通しについて引き続き楽観的な姿勢

暗号資産投資会社ギャラクシー・デジタル・ホールディングスを率いる資産家マイケル・ノボグラーツ氏はデジタル資産市場について、米株式市場の動きに連動し続けていることから、少なくとも数四半期は「不安定で難しい」相場展開が見込まれると述べた。

  ノボグラーツ氏は9日、ギャラクシーの1-3月(第1四半期)決算に関する電話会見で、「暗号資産は新しい均衡に達するまで、おそらくナスダックと相関性のある取引となるだろう」と予想。 「私の直感では、さらなるダメージが及ぶと見込まれ、少なくとも数四半期は変動が激しく不安定で難しい相場となり、均衡状態にあると多少感じられるのはその後だろう」と予想した。

Correlation between Bitcoin and tech index remains strong
 
ブルームバーグ

  ノボグラーツ氏はビットコインが3万ドルのレンジ、イーサが2000ドル台で推移するとの見通しをあらためて示した。だがナスダック総合指数が1万1000に下落した場合は、ビットコインが3万ドルを割り込む場面もあるだろうとブルームバーグテレビジョンとのインタビューで予想した。

  ビットコインは9日に一時3万339ドルまで下落し、2021年7月以来の安値を付けた。イーサは一時2226ドルに値下がりした。ナスダック総合指数は4.3%下落し1万1623。

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  アルゴリズムによってコインの供給量を調節し、価格を安定させるいわゆるアルゴリズム型ステーブルコインは、テラUSD(UST)が週末に一時1ドルを割り込むなど、仮想通貨全般のボラティリティーを生じさせているが、ステーブルコイン・システムは生き残るとノボグラーツ氏はみている。

  ビットコインは昨年11月に付けた過去最高値から50%強下落したものの、機関投資家の間に受容の勢いがあることを踏まえ、同氏は仮想通貨の長期的見通しについて引き続き楽観的な姿勢を示した。新たな機関投資家が「極めて長期的な視野で参入している」とし、ブラックロックやブラックストーン、シタデル、アポロ・グローバル・マネジメントを例に挙げた。

原題:

Novogratz Sees ‘More Damage to Be Done’ After Crypto Rout (2)(抜粋)

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