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強気のビットコイン購入が裏目、マイクロストラテジーの株価急落

  • ビットコイン下落で保有分の価値が平均取得価格を下回る
  • マイクロストラテジー株は26%下落、2017年以来の大幅安

米企業向けソフトウエア会社マイクロストラテジーのバランスシートに暗号資産(仮想通貨)ビットコインを加えたマイケル・セイラー最高経営責任者(CEO)の型破りな決定が裏目に出ている。

  ビットコインが9日に一時3万700ドルを割り込んだ際、マイクロストラテジーの保有ビットコインの価値は、平均取得価格を下回った。届け出によると、同社は子会社分を含め4月4日時点で12万9218ビットコインを保有。時価総額最大の暗号資産であるビットコインの価格は昨年11月の最高値から50%余り下落している。マイクロストラテジーの保有分の価値は約40億ドル(約5200億円)。

  マイクロストラテジーはバランスシートに入れる目的で2020年8月にビットコイン購入を開始。セイラーCEOは現金からシフトする決定について、米連邦準備制度が物価対応の政策を緩めたことを挙げていた。同社は、バランスシート上のビットコイン保有を増やすため起債も実施。最近ではビットコインを裏付けとする融資契約も結んだ。

ビットコイン売る気ない、インフレへの最高の備え-セイラーCEO

  セイラーCEOはビットコインを買い続ける方針を示した。マクドナルドで働くべきではないかとほのめかす批判に対しては、9日のツイートでジョークで応えた。マクドナルドはマイクロストラテジーの顧客。

  セイラーCEOがビットコイン購入を開始した後、マイクロストラテジーの株価は一時4倍余りに上昇したが、今年の騰落率はビットコインの価格に追随してマイナスとなっている。9日には26%安と2017年以来の大幅下落。ビットコインは一時11%安となった。

ビットコイン3万1000ドル割れ、リスク敬遠-最高値から50%超下落

原題:

MicroStrategy’s Bitcoin Bet on the Verge of Turning Negative(抜粋)

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