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日本株は続落、米金融引き締め懸念や商品市況悪化-車や資源関連安い

更新日時

東京株式相場は続落。インフレの高止まりによる米金融引き締め強化に警戒が強まる中で原油など商品市況が悪化し、景気の先行きへの懸念が広がった。自動車株が下落し、商社や鉱業、非鉄金属など資源関連も安い。ただ前日に値を崩した米株価指数先物が時間外取引で持ち直し、取引終盤の日本株にも見直し買いが入り下げ渋った。化学やガラス・土石株が堅調だった。

  • TOPIXの終値は前日比16.01ポイント(0.9%)安の1862.38
  • 日経平均株価は152円24銭(0.6%)安の2万6167円10銭
    • 取引時間中は一時2万6000円割れ-3月16日以来
続落
 
 

市場関係者の見方

三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト

  • インフレ懸念が非常に強いことに加え、中国景気の警戒も強まっている。株式相場は上値の重い展開がしばらく続きそうだ
  • 国内企業の決算で好調な銘柄を個別に物色する動きがあるものの株価指数を押し上げるまでには至っていない。外部要因の影響が大きい
  • あす発表の米消費者物価指数は物価の伸びが落ち着くとの市場予想が多い。想定通りならインフレに対する警戒は若干和らぐ可能性がある

東証33業種

下落率上位鉱業、卸売、海運、石油・石炭製品、非鉄金属
上昇率上位金属製品、電気・ガス、ガラス・土石、小売

背景

  • 米中期インフレ期待が4カ月ぶり高水準、短期は鈍化-NY連銀調査
  • 9日のニューヨーク原油先物は6.1%安の1バレル=103.09ドルと3月末以来の大幅安-サウジはアジア向け原油を4カ月ぶり値下げ
  • 米国株は3営業日続落、S&P500種株価指数は13カ月ぶりの安値
    • アジア時間10日の米株先物は主要3指数そろって上昇
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