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物言う株主ローブ氏が英シェル株買い増し、分社化求め圧力か-報道

  • シェルの経営陣や取締役会メンバー、他の株主と協議-ロイター
  • 株価は安いが「適切な運営」でこの先、上昇する可能性-書簡

アクティビスト(物言う株主)のダン・ローブ氏が率いるヘッジファンド運営会社サード・ポイントは英石油大手シェル株を買い増した。昨年10月時点では7億5000万ドル(現在のレートで約980億円)相当と説明していた。ローブ氏は会社分割を求めてシェルに圧力をかける意向だ。ロイター通信が伝えた

物言う株主ローブ氏、シェルに分社化要求-株式7.5億ドル相当を取得

  サード・ポイント株主宛ての書簡によると、ローブ氏はシェルの経営陣や取締役会メンバー、他の株主と協議した。書簡はロイターが確認した。

Key Speakers At The 2017 SALT Conference
ダン・ローブ氏
Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

  書簡ではシェルの株価は安いが、「適切な運営」でこの先、上昇する可能性があると指摘されている。

  ローブ氏は昨年、液化天然ガス(LNG)と再生可能エネルギー、マーケティングの各事業を1つにまとめて分社化するよう求めた。そうなれば、上流部門や製油部門、化学部門を含む、温室効果ガス排出量の多い従来型エネルギー事業から切り離される。

  書簡はロシアのウクライナ侵攻に伴う影響の1つとしてエネルギー安全保障を巡る欧州のニーズの高まりに言及し、これはシェルのLNG事業の価値を浮き彫りにするものだとした。

原題:Activist Loeb Has Increased Stake in Shell, Reuters Reports(抜粋)

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