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日本株は大幅反落、米金融引き締めが強まる懸念-成長銘柄や素材安い

更新日時

東京株式相場は大幅に反落。米雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想以上に増え、米金融当局が景気を冷やす引き締め政策を取りやすくなると懸念が強まった。米長期金利が上昇し、将来収益からみて割高感が出る電機や機械などの成長株が値を下げた。鉄鋼や非鉄金属といった素材株にも景気の先行きを懸念した売りが広がった。

  • TOPIXの終値は前営業日比37.52ポイント(2%)安の1878.39
  • 日経平均株価は684円22銭(2.5%)安の2万6319円34銭
TOPIXの推移
 
 

市場関係者の見方

T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジスト

  • 米株価指数先物が軟調に推移する中で、香港や韓国の株式相場も下げ基調となりアジア全体でリスクオフの動きが広がった。米実質金利が上昇する中では成長株から資金が流出しやすい
  • 主要7カ国(G7)がロシア産原油禁輸を表明した後の原油高で、世界景気が減速する懸念も強まった

SBI証券の鈴木英之投資情報部長

  • 米雇用統計を受けてインフレや金利上昇による悪影響の懸念が強い。米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過した後も、利上げペースで市場予想と開きがある印象があり警戒感はまだ高い
  • きょうはロシアの第2次大戦の対ドイツ戦勝記念式典があるため、ウクライナ情勢が悪化するリスクも関心事だ

東証33業種

下落率上位鉄鋼、空運、サービス、非鉄金属、卸売、その他製品、機械
上昇率上位電気・ガス、海運、石油・石炭製品

背景

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