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G7首脳、ロシア産原油禁輸にコミット-「段階的廃止」で一致

更新日時
  • ウクライナ大統領を招いて行われたオンライン会議後に表明
  • ロシアが依存する主要なサービスの提供も禁止へ

主要7カ国(G7)の首脳は8日、ロシア産原油輸入を禁止する方針を表明した。プーチン大統領のウクライナ侵攻に対応する措置。

  G7首脳はウクライナのゼレンスキー大統領を招いて行われたオンライン会議後、禁輸へのコミットメントを表明。同会議は、ロシアが旧ソ連時代の第2次世界大戦でのナチス・ドイツに対する勝利を祝う9日の戦勝記念日の前日に開かれた。ロシア当局はウクライナ侵攻への国民の支持を高めるため同記念日を重視している。

  米国と英国は既にロシア産原油の禁輸を発表。ドイツも来年1月までにロシア産原油を輸入禁止とする欧州連合(EU)の提案を支持している。岸田文雄首相も今回、日本によるロシア産原油禁輸に向け、これまでで最も踏み込んだコミットメントを表明した。

  外務省の発表によると、岸田首相はビデオ首脳会議で、エネルギー資源の多くを輸入に頼る日本にとって「大変厳しい決断」と述べた上で、G7の結束を重視し禁輸措置を取ると話した。

  G7の声明は「ロシア産原油輸入の段階的廃止ないし禁止を含め、ロシア産エネルギーへの依存を段階的に低下させることにコミットする」と説明。「時宜にかなった秩序ある手順に従い、世界に代替の供給を確保する時間を提供する方法で実施する」とした。

ハンガリー、EUのロシア産原油禁輸案を引き続き阻止-関係者

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ロンドンの英首相官邸でジョンソン首相と会談する岸田文雄首相(左、5月5日)
Photographer: Neil Hall/EPA/Bloomberg

  G7首脳はさらに、ロシアが依存している主要なサービスについて、同国への提供を禁止ないし阻止する措置を取ることも表明。「これによって経済の全部門にわたってロシアの孤立化を強化する」とした。

原題:

G-7 Leaders Commit to Banning Imports of Oil From Russia (1)(抜粋)

(G7首脳声明の内容をさらに追加して更新します)
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