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スリランカが再び非常事態宣言、インフレ巡る抗議デモがエスカレート

  • 労働組合による24時間の大規模ストライキが各地で展開
  • 議長、不信任決議案に関する党首会合を9日に開く

スリランカのラジャパクサ大統領は6日遅く、非常事態宣言を発令した。インフレ加速や政府への不満を巡る抗議デモがエスカレートしていた。非常事態宣言はこの2カ月で2回目。

  労働組合による24時間の大規模ストライキがスリランカ各地で展開される中、ラジャパクサ大統領は非常事態宣言によって法執行停止や身柄拘束、不動産差し押さえを可能にする広範な権限を手に入れる。一方、最大野党、統一人民戦線(SJB)のサジット・プレマダサ党首はツイートで、「危機打開を目指す動きに逆行するものだ」として非常事態宣言を批判した。

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閑散とした鉄道の駅で椅子に座る鉄道当局者(2022年5月6日、コロンボ)
Photographer: Ishara S. Kodikara/AFP/Getty Images

 

  野党側は不信任決議案の推進と大統領権限を制限する憲法改正の迅速化を求めている。議長は不信任決議案について判断するため党首会合を9日に開く。

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原題:

Sri Lanka Declares Emergency Again as Inflation Anger Escalates(抜粋)

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