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ウォラーFRB理事とブラード総裁、金融政策擁護-ガイダンスが機能

  • 米当局はインフレ対策でビハインド・ザ・カーブだったとの批判
  • 利上げ開始前に手掛けた金融引き締めが十分考慮されずと認識

米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事とセントルイス連銀のブラード総裁は6日、米金融当局がインフレとの闘いでかなりのビハインド・ザ・カーブ(後手に回る)だったとの批判に対し当局の立場を擁護した。

  タカ派のウォラー、ブラード両氏はこうした批判について、米当局が3月の利上げ開始前に手掛けた金融引き締めが十分に考慮されていないとの認識を示した。

  ブラード総裁はスタンフォード大学フーバー研究所が主催する会議向けの発言テキストで、「信頼できるフォワードガイダンスとは、米当局の実際の行動より前に金利が大きく上昇していることだ」とし、「これは『ビハインド・ザ・カーブ』の別の定義であり、この定義に基づくと当局はさほど出遅れてはいない」と語った。

  ウォラー理事もプレゼンテーションで、当局の発言の変化で金融市場は9月の利上げを織り込み始めたとして、ブラード総裁と同様の内容を指摘した。

  さらに「現在分かっていることを当時知っていたら、米連邦公開市場委員会(FOMC)はテーパリング(段階的縮小)を加速しもっと早い時期に利上げしただろう」とした上で、「ただ誰にも分からなかった。それが、金融政策をリアルタイムで決定する本質だ」と述べた。

原題:

Fed’s Waller and Bullard Defend Policies, Say Guidance Working(抜粋)

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