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中国が外国製OS拒否、政府機関などに国産PCへの交換指示-関係者

更新日時
  • 中央政府レベルだけで少なくとも5000万台のPCが交換される可能性
  • 同じく2年間の移行期間設けいずれは地方政府も対象になる方向

中国は中央政府の機関や国有企業に対し、2年以内に外国ブランドのパソコン(PC)を国産に置き換えるよう命じた。中国は国内の最もデリケートな組織から外国製のテクノロジーを排除しようとしており、極めて厳しい措置を講じる。

  この計画を知る関係者によると、外国ブランドのPCを国内で開発された基本ソフト(OS)で動く国産PCに交換する必要があるとの指示が4日に終わった大型連休後に出された。これにより、中央政府レベルだけで最終的に少なくとも5000万台のPCが交換される可能性があるという。関係者は微妙な問題だとして匿名を条件に語った。

  中国は約10年間にわたり、半導体や通信ネットワーク機器、電話などあらゆる分野を対象に輸入テクノロジーを国産技術に置き換える取り組みを進めている。中央政府が命じた今回の措置は、米国のHPやデル・テクノロジーズの売り上げに直接影響を及ぼす公算が大きい。両社は中国PC市場で中国のレノボ・グループ(聯想集団)に次ぐ大きなブランドとなっている。レノボの株価は6日の香港市場で一時5%高となった。

Lenovo spikes on news that China has ordered foreign PCs replaced
 
 

  外国ブランドのPC排除は中国政府が情報セキュリティーを巡り懸念を強めているとともに、国産ハードウエアに対して信頼感を高めていることを反映している。関係者によれば、こうした措置は後に地方政府にも拡大され、やはり2年間の移行期間が設けられるという。

  工業情報省と国務院新聞弁公室にファクスでコメントを求めたが、返答はなかった。

原題:China Orders Government, State Firms to Dump Foreign PCs (1)(抜粋)

(詳細を追加して更新します)
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