コンテンツにスキップする

きょうの国内市況(5月6日):株式、債券、為替市場

国内市況の過去の記事はこちらです。指標はここをクリックして下さい。

●日本株は反発、金利上昇やインフレの恩恵期待-金融や資源関連が高い

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京株式相場は反発。米金融引き締めが経済に与える悪影響の懸念が残る中でも、金利上昇やインフレの恩恵を受ける銘柄への見直し買いが優勢になった。成長株よりも割安株への資金流入が目立った。銀行や保険など金融株が値上がりし、商社や非鉄金属といった資源関連の上昇率が大きかった。機械や輸送用機器株も堅調で、陸運や空運株には経済再開を期待した買いが入った。

  • TOPIXの終値は前営業日比17.56ポイント(0.9%)高の1915.91
  • 日経平均株価は185円03銭(0.7%)高の2万7003円56銭

JPモルガン・アセットマネジメントの前川将吾グローバル・マーケット・ストラテジスト

  • 株式市場でリスクオフ一辺倒の印象はない。米国のインフレや景気悪化の懸念がぬぐえない中でも、インフレや金利上昇に強い資源関連株や金融株は上昇している
  • 業績面をみても国内企業は投資家の想定よりも慎重な見通しを示すだろうが、投資家はある程度想定しているため発表後に株価が大きく下げる展開にはならないと思う
  • もっとも投資家としては、米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過したからといってリスクを取れるということはない。雇用統計や米消費者物価指数(CPI)などで賃金・インフレを確認する待ちの姿勢に移行している

東証33業種

上昇率上位鉱業、電気・ガス、石油・石炭製品、空運、銀行、陸運、卸売
下落率上位サービス、情報・通信、その他製品、証券・商品先物取引

●債券は下落、米長期金利3%台に上昇で売り優勢-指し値オペが下支え

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい

  債券相場は下落。前日の米国市場で金融政策を巡る懸念から長期金利が3%台に上昇したことを受けて売りが優勢だった。日本銀行が10年国債を0.25%で無制限に買い入れる指し値オペを実施しており、長期ゾーンを中心に下値は限定的だった。

  みずほ証券の鈴木優理恵マーケットアナリストは、長期国債先物は米長期金利上昇の流れを受けて安く寄り付いたと指摘した上で、日銀が「長短金利操作(イールドカーブ・コントロール=YCC)を堅持する姿勢を強く示したことが効いており、10年金利の上昇は抑えられている」と述べた。

  日銀は午前の金融調節で指し値オペを実施。買い入れ利回りは10年国債365回で0.25%。応札はゼロだった。日銀は4月28日の金融政策決定会合で、YCCを維持するため10年債の指し値オペを原則、毎営業日実施すると発表した。

 
  • 新発10年債利回りは前営業日比1.5ベーシスポイント(bp)高い0.24%
  • 長期国債先物6月物の終値は19銭安の149円18銭。前日の米長期金利上昇の流れを引き継ぎ売りが先行。一時149円12銭まで下落したが、午後に入り下げ幅を縮小した

●ドル・円上昇、金融引き締めやインフレ懸念で米金利上昇-ドル全面高

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=130円台後半へ上昇した。米国の金融引き締めやインフレ懸念を背景に米金利が上昇。不安定な株価を背景にリスク回避の動きも見られ、全般的にドル買いが優勢となった。

 
  • ドル・円は午後3時27分現在、前日比0.3%高の130円60銭。130円10銭から一時130円81銭まで上昇
  • ドルは主要通貨やアジア通貨に対して上昇。ブルームバーグ・ドルスポット指数は0.3%高

大和証券の石月幸雄シニア為替ストラテジスト

  • 6月の0.75ポイントの米利上げを織り込み過ぎていたので、FOMC(米連邦公開市場委員会)後はドルポジションの巻き戻しが起こったが、日米の金融政策の方向性にかなりギャップがあることだけははっきりしているので、ドル・円はあらためて上値を試す動きになるのではないか
  • FRB(米連邦準備制度理事会)も含め本当にインフレが収まるのか懐疑的な見方もかなり多い。ドルが選好されるのはリスク回避的なところもあると思う
  • 原材料価格の上昇で言えば、日本は輸入が多い国なので実需の円売りがどこまでも続いていく可能性がある。きょうは実需のドル買いも指摘されているが、日本勢が戻ってくる来週以降、円高というシナリオは描きづらい

 

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE