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OPECプラス、6月も小幅供給増で合意-ロシアとの連帯示す

更新日時
  • 6月の生産を日量43万2000バレル引き上げへ、達成には疑問符も
  • ロシアの支持なく方針変更ならグループ内に亀裂の恐れ
A valve control wheel connected to crude oil pipework in an oilfield near Dyurtyuli, in the Republic of Bashkortostan, Russia.

A valve control wheel connected to crude oil pipework in an oilfield near Dyurtyuli, in the Republic of Bashkortostan, Russia.

Photo: Bloomberg

石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」は来月の生産について、あらためて小幅な引き上げを承認した。欧州連合(EU)がロシア産石油の禁輸を検討しており、世界的に市場逼迫(ひっぱく)が見込まれる中で、供給拡大を小規模に抑えた。

EU、ロシア産石油の段階的禁輸を提案-9日までの決定目指す (1)

  石油消費国はOPECプラスに対し、ロシア産原油の不買で生じた溝を埋め、原油高によるインフレの緩和に貢献するよう求めてきた。

  しかしOPECプラスは、6月も日量43万2000バレルの生産拡大で合意した。その供給量でさえ、参加国の大半が生産面で問題を抱えているため、アナリストらは実現性を疑問視している。

  OPECプラスがロシアの支持を得ずに方針を変更すれば、グループ内に亀裂が走る恐れがある。OPECの主要湾岸諸国は長年続く米国との関係が緊張する中、ロシアとの連帯を示した格好となった。次回会合は6月2日に行われる。

原題:OPEC+ Sticks to Small Supply Hike as EU Eyes Russia Oil Ban (1)

(抜粋)

(第2段落以降を追加して更新します)
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