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フラッシュクラッシュ背後にシティのトレーダー、ロンドンで入力ミス

更新日時
  • トレーダーが取引入力時にミスを犯したが、数分以内に修正とシティ
  • OMXストックホルム30指数が5分で8%急落し欧州市場全体に影響

米銀シティグループは2日遅く、北欧株式市場でこの日発生したフラッシュクラッシュの背後に自行のロンドンのトレーディングデスクの存在があったと明らかにした。スウェーデンのOMXストックホルム30指数がわずか5分の間に前週末比で一時約8%の急落を演じ、欧州市場全体に影響が波及した。

  シティは「きょう午前中に当行のトレーダーの1人が取引の入力時にミスを犯したが、数分以内にエラーを特定し、修正した」と電子メールで配布した発表資料で説明した。

  非公開情報を理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、シティは今回の件について、規制・監督当局および証券取引所と協議している。

  OMXストックホルム30指数の急落に伴い、パリからワルシャワに至るまで欧州各地の証券取引所で混乱が生じた。ストックス欧州600指数は一時3%下げ、時価総額が3000億ユーロ(約41兆円)相当失われる場面もあった。

Citigroup Confronts Vaccine Holdouts In No Jab, No Job Mandate
シティグループのNY本社
Photographer: Victor J. Blue/Bloomberg

 

  ナスダック・ストックホルムの広報担当者は「ある市場参加者が実行した極めて大量の取引が、今回の動きの原因であることは、われわれには非常にはっきりしている」と説明した。

  ナスダックは、北欧市場で実行された取引を取り消さないとしており、今回のミスがシティの評判を損ない、金銭的な損害が生じる恐れがある。2日のOMXストックホルム30指数は終盤にかけ下げ幅を縮小し、1.9%安で取引を終えた。

 

 

Stockholm benchmarks tumbled as much as 8% before quickly rebounding
 
 

 

原題:Citi Says Trader Made Error Behind Flash Crash in Europe Stocks(抜粋)

(ナスダック広報担当のコメントなどを追加して更新します)
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