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ゴールドマン、円一段安を予想-介入さえも下げを止められない

Sheets of Japanese 10,000 yen banknotes move through a machine at the National Printing Bureau Tokyo plant.

Sheets of Japanese 10,000 yen banknotes move through a machine at the National Printing Bureau Tokyo plant.

Photographer: Akio Kon/Bloomberg

円相場が20年来の安値に下げたことを受け、日本銀行が救済に乗り出すとの臆測が広がったが、ゴールドマン・サックス・グループは介入さえも円安の運命を変えられないとみている。

  米国債利回りが上昇を続け、日銀がイールドカーブ・コントロール(YCC、長短金利操作)の枠組みを維持する限り、金利差はドルに有利に働くため、円への下押し圧力は続くというのがゴールドマンの見立てだ。

  「YCC期待に何らかの変化がない限り、介入が持続的な(円)上昇を導くとは想像しにくい」と、ストラテジストのカレン・フィッシュマン氏はリポートで指摘。「米利回りがなおも上方向に傾斜するリスクがある中で、為替介入の効果は比較的弱くなる可能性が高いだろう」と説明した。

Currency's depreciation has prompted speculation about intervention
ドル・円相場
ブルームバーグ

  円が下落を続ければ「介入リスクは高まる」と、フィッシュマン氏は過去に日銀が行動した例に基づいて指摘。過去の介入の多くは、円が対ドルで127円から130円で取引された時に起きた。

  ゴールドマンによれば、日銀がYCCの枠組みを修正し、米国との金利差が40ー45ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小すれば、円は最大3%上昇する可能性がある。

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原題:Goldman Sees Yen Falling Further With or Without Intervention(抜粋)

 

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