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英バークレイズ、1-3月トレーディング収入が急増-FICC37%増

  • 株式トレーディング収入も13%増、法人・投資銀部門は約10%増収
  • 投資銀行業務の手数料収入は25%減-ディールメーキングが減速

英銀バークレイズの1-3月(第1四半期)はトレーディング収入が予想外の急増となり、ディールメーキングの低調や米証券の誤発行による損失を補った。

  28日の決算発表によると、債券・通貨・商品(FICC)トレーディング収入は37%増の16億ポンド(約2600億円)。市場予想は減少だった。ドイツ銀行なども1-3月のFICCトレーディング収入が増加もしくは変わらずだった。バークレイズの株式トレーディング収入は13%増えた。

  法人・投資銀行部門全体の収入は約10%増え39億ポンド。投資銀行業の手数料収入は25%減だった。ウクライナでの戦争を受けてディールメーキングが減速したが、減収は予想より小幅だった。  

Barclays Plc CEO C.S. Venkatakrishnan
C・S・ベンカタクリシュナンCEO
Source: Barclays Plc

  C・S・ベンカタクリシュナン最高経営責任者(CEO)は「ウクライナでの戦争や米英の金利上昇など地政学的、経済的問題による市場ボラティリティーを顧客が乗り切るのを助けたグローバルマーケッツ事業が収入増を支えた」と説明した。

  グループ全体の税引き前利益は7%減の22億ポンドと、予想より小幅な落ち込みにとどまった。問題債権の減損も予想よりも小さかった。

  仕組み債と上場投資証券(ETN)を登録したより多く発行したことによる損失5億2300万ポンドを受けて、今年の費用は150億ポンドとなる見通しも明らかにした。この誤りの後に延期していた自社株買い戻しは米証券取引委員会(SEC)への届け出の要件を満たした後「実行可能な限り早く」再開するとしている。

原題:Barclays Traders Beat Estimates with Surprise FICC Surge (抜粋)

 

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