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商船三井社長:M&Aに最大3000億円投資計画、洋上風力発電など拡大

商船三井の橋本剛社長は28日、同社が主力とする海運業以外の非在来型事業の拡大に向け、合併・買収(M&A)に最大で3000億円程度投じる考えを示した。

  橋本社長は同日のオンライン記者会見で、「M&Aに当面1000億円程度はやろうと思っているし、財務的な余裕も考えると場合によっては2000億-3000億円ぐらい投じてもいいのではないかと考えている」と述べた。洋上風力発電や海外の不動産・物流事業といった「非在来型の事業を比較的短時間に拡大するためにはM&Aが大変有効な方法ではないか」と続けた。

  その上で、「良い出物がないか一生懸命探していこうと考えている」と述べた。

  • 商船三井は同日、今期(2023年3月期)純利益は前期比30%減の5000億円(市場予想は6169億円)になる見込みと発表
    • 今期配当は通期で350円を予定(前期1200円)
  • 決算発表後に同社株は下げに転じ、一時前日比9.4%安の2830円と約1カ月ぶりの日中下落率を付けた
  • 物流混乱が正常化に進む一方、世界的なインフレ進行や地政学リスクで世界経済が減速し、荷動きが弱含むことを想定-発表資料
    • 日本郵船、川崎汽船と共同出資するコンテナ船事業会社、オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)では下期以降は積高、賃率ともに弱含む想定
    • 備考:ONEが発表した決算資料では、23年3月期も経済環境が大きく変化する状況で合理的な業績見通しの公表は困難だとして未定
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