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ヴァーレ、約1兆円規模の自社株買いへ-1~3月は減益

  • 発行済み株式の約10%に相当する最大5億株を1年半で買い戻す計画
  • 1-3月の純利益は44億6000万ドル、前年同期比20%減

鉄鉱石生産で世界2位、ブラジルのヴァーレは27日、同社として過去最大となる自社株買い計画を発表した。中国需要の軟化を懸念する投資家に利益の還元を図る。

  ヴァーレは発行済み株式の約10%に相当する最大5億株を1年半で買い戻す方針。この日のサンパウロ市場での終値を基にすると、411億レアル(約1兆円)規模となる。エドゥアルド・バルトロメオ最高経営責任者(CEO)は発表文で、自社株買いで事業見通しへの信頼感が高まると説明した。

  ヴァーレの米国預託証券(ADR)はニューヨーク時間午後7時32分(日本時間28日午前8時32分)現在、約5.2%高での取引となっている。

  アルファ・キー・キャピタル・マネジメントのCEO兼ポートフォリオマネジャー、クリスチャン・ケレティ氏(サンパウロ在勤)は「今回の計画は自社株が極めて割安な水準で取引されているとヴァーレが考えていることの明確な証しであり、大規模なプログラムだ」と語った。 

  この日発表された1-3月(第1四半期)の純利益は44億6000万ドル(約5800億円)とアナリスト予想平均(41億ドル)を上回った。ただ、前年同期比では20%減少した。

原題:Vale Unveils ‘Massive’ Buyback Program Amid Iron Windfall (1)Vale SA Sees First-Quarter Profits Hurt by Lower Sales Volumes(抜粋)

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