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スズキ株大幅続落、ドイツ検察捜査を嫌気-排ガス不正疑いで立ち入り

スズキ株が28日の取引で続落。一時前日比7%安の3652円と3月8日以来の日中下落率を付けた。前日に明らかになったドイツ検察による排ガス不正捜査を嫌気した。

  独フランクフルト検察は27日、スズキのディーゼル車のエンジンに排ガス検査での不正を可能にする装置が搭載されているとの疑惑に対する捜査の一環として、ドイツなど3カ国で立ち入り検査を実施していることを明らかにした。

  検察当局はスズキがこうした装置を備えたエンジンを搭載した「スイフト」など3車種、計2万2000台余りを販売したとみている。検察によると、エンジンは現在ステランティスの傘下にあるフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)が納入し、ソフトウエアはマレリが提供した。

  立花証券の庵原浩樹アナリストは電話取材で、日野自動車のエンジン不正問題が投資家の頭の中に「植え付けられている中でのニュースなので、タイミング的によろしくない」と指摘。日野自は不正の広がりについてまだ確定できておらず、今期(2023年3月期)業績見通しも未公表としており、「ではスズキはどうなんだという連想になり得る」と述べた。

  スズキの広報担当者は事実関係について確認中だと述べた。業績への影響についてはコメントを控えた。

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