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ペイパル株が時間外で上昇、コスト削減と利益押し上げに努めると表明

  • 22年通期の増収率を最大13%と予想、従来の見通しは最大17%
  • 通期決済総額の伸び率予想、従来の21-23%から15-17%に引き下げ

27日の米株式市場時間外取引で、オンライン決済サービス会社、米ペイパル・ホールディングスの株価が上昇。通期見通しは引き下げられたものの、コスト削減と利益押し上げに取り組むとの表明が好感された。

  同社は2022年通期の増収率を最大13%と予想。従来の見通しは最大17%だった。同社は業務の簡素化に焦点を当てるとしている。

  キーフ・ブリュイエット・アンド・ウッズ(KBW)のアナリスト、サンジェイ・サクラニ氏は顧客向けリポートで、「投資家は発表内容よりも悪いと見込んでいたようだ」と分析した。

  1-3月(第1四半期)の売上高は前年同期比8%増の65億ドル(約8350億円)と、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均の64億ドルを上回った。

  ペイパル株は決算発表後のニューヨーク時間午後6時20分(日本時間28日午前7時20分)現在、4.2%高の86.11ドル。

ペイパル、プラットフォームの伸び鈍化を予想
 

  1-3月の決済総額は15%増の3230億ドル。ブルームバーグがまとめたアナリストの予想平均と一致したものの、少なくとも過去5年で最低の伸びとなった。

  通期の決済総額の伸び率予想は、従来の21-23%から15-17%に引き下げられた。

  ダン・シュルマン最高経営責任者(CEO)は「マクロ環境は悪化しており、ロシアとウクライナ、中国の要因が世界的な不確実性の拡大やインフレ加速、サプライチェーンの圧力の高まりにつながっている」と指摘した。

PayPal total payment volume continues to slow
 
 

原題:PayPal Jumps As ‘Investors Feared Even Worse’ Than Cut Guidance(抜粋)

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