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クレジット市場「崩壊」懸念は行き過ぎ、インフレ低下へ-ヤルデニ氏

今年の金融市場の大幅下落を受け、インフレは制御不能でリセッション(景気後退)と資産価格のさらなる下落は不可避だとの懸念が高まっている。だがヤルデニ・リサーチのエド・ヤルデニ社長兼投資戦略責任者は、そのような状況には程遠いとの見方だ。

  ヤルデニ氏は27日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、インフレは購買力を弱めているが「クレジットのシステムで何かが壊れているかといえば、そうとは思えない」とコメント。「本当の意味で深刻な問題の兆候が出ていないかと、ジャンク債利回りを注視しているが、これまでのところではかなり穏やかだ」と述べた。

  ブルームバーグのUSコーポレート・ハイイールド債トータルリターン指数は年初来で7.5%低下したが、新型コロナウイルスがパンデミック(世界的大流行)となった2020年3月の水準を引き続き大きく上回っている。

  ヤルデニ氏は米国が来年リセッションに陥る確率を従来の15%から引き上げて30%とした。ロシアのウクライナ侵攻で状況が悪化した欧州については、今年リセッション入りするリスクが50-60%あるとした。

  インフレに関しては、12-24カ月以内に「2%に戻るとはとても思えない」とした上で、3-4%には戻るとの見通しを示した。

原題:

Yardeni Says Worry Over Credit System ‘Breaking’ Is Overblown(抜粋)

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