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明治安田生命:円債増加、金利上昇見込み年度後半に比重-22年度計画

明治安田生命保険は2022年度の運用計画で国債の残高を増やす方針を示した。20年債や30年債の利回りが年度後半に上がっていくとの見通しから、下半期にやや比重を置いたペース配分とする。

  大崎能正執行役員・運用企画部長は27日の記者説明で、22年度の新規投入資金は3兆円の見通しとしたうえで、配分は円債が4割、ヘッジ付き外債とオープン外債が2割、海外クレジットが3割、外国株式が1割と説明した。「日本銀行の黒田東彦総裁の任期が来年4月なので、市場が次の金融政策を織り込んで超長期金利が上がっていく可能性がある」とみる。

  • 円建て債券の残高は増加
    • 平準買いを基本としつつ、年度末にかけての金利上昇を見込み下半期にやや比重を置いたペース配分
  • 為替ヘッジ付きソブリン外債の残高は減少
    • 各国の金融引き締めを背景にヘッジコストが上昇傾向にあるため、同コスト控除後の利回り最大化を目指した投資を推進
  • 為替ヘッジ付きクレジット外債の残高は増加
    • ニューヨーク拠点での直接投資など海外投資態勢の強化を進めつつ、インハウスで米国クレジット資産を積極的に積み上げ
  • オープン(為替リスクをヘッジしない)ソブリン外債の残高は横ばい
    • 通貨ごとの為替・利回り水準に応じ機動的に投資
  • 国内株の残高は減少
    • 株式リスクを削減しつつトータルリターンの向上に資する効果的な銘柄入れ替えなどを実施
  • 外国株の残高は増加
    • 外国株式のインハウス運用を開始するとともに、外部委託運用では株式ファンドに加えプライベートエクイティや米国不動産ファンドを積み増し
  • 貸し付けの残高は減少
    • 企業の脱炭素化実現に資するESG融資を積み上げ
  • 投資用不動産はやや増加
    • 不動産市況を見極めながら現物不動産は優良物件を厳選して積み上げ

【2022年度運用計画】

 円債ヘッジ外債(ソブリン)ヘッジ付き外債(クレジット)オープン外債国内株外国株不動産貸付 
明治安田増加減少増加横ばい減少増加やや増加減少 

【2022年度の金融環境見通し、年度末想定レンジ(中央値)】

 

国内10年

金利(%)

米国10年

金利(%)

日経平均

(円)

NYダウ

(ドル)

ドル円

(円)

ユーロドル

(円)

明治安田

0.00~0.25

(0.20)

2.30~3.00

(2.60)

24000~30000

(28500)

32000~38000

(36000)

120~130

(126)

130~140

(132)

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